他に参加しなければならない行事もなさそうなので、友人のキム・キラ氏に誘われて、梨花女子大近くに新しく出来た共同アトリエに行くことにした。
「図画書」(ドファソ)という名前のこのアトリエは、今年4月にオープンした床面積200平米ほどの元カフェ(クラブ?)を改装した共同アトリエで、現在10数名でシェアしているそう。
キラ氏やその友人の30代作家を中心に、下は大学を今年卒業したばかりの20代から上は40代までが集まっている
真ん中が吹抜け空間になっていてその周りの上と下に各作家の作業空間がある。
オープニングイベントとしてパーティー、展示、パフォーマンス公演をしたそう。大家さんの好意でかなり格安で借りていて、今後3年間オープンスタジオやレクチャーイベントなどさまざまなアートイベントに活用していく予定。
今年弘益大学を卒業したばかりで、すでに専属契約を商業画廊と結んだ作家たちもここで活動している。
韓国ではオルタナティブとコマーシャルが渾然一体となってエネルギッシュな状況を生み出している。作家たちはマーケットにも敏感で、現在のアートバブルに対しては好意的に受け止めながらもそこで消費されている作家たちには批判的な眼を向けている。韓国アート界が世界の中で一過性のものとして消費されてしまうのではなく、確固たる地位を確立して評価されるにはどうするべきなのか、自分の作品がただ高く売れさえすればよいわけではないということもしっかり考えている点に感心させられた。
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